正しいドライヤーの選び方
- 風量の強さ:
- 風量が強いドライヤーは、短時間で髪を乾かすことができ、熱によるダメージを軽減できます。目安としては、1.5㎥/分以上の風量があると効率よく乾かせます。
- 速乾性を重視する方や髪の量が多い方には、風量が強いモデルを選ぶと良いです。
- 温度調整機能:
- 温風と冷風の切り替えができるタイプは、髪へのダメージを防ぎつつ、仕上げに冷風を使って髪のキューティクルを引き締めることができるのでおすすめです。
- 温度調整機能が多段階であれば、髪質や乾燥具合に合わせて使い分けができます。
- イオン機能付き:
- マイナスイオンドライヤーやナノイオン技術を搭載したドライヤーは、髪の水分を保ちやすくし、乾燥を防いで髪のツヤをキープします。
- 髪がパサつきやすい人には、こうしたイオン機能があるモデルが向いています。
- 軽量モデル:
- 長時間使用しても手が疲れにくい軽量タイプのドライヤーは、特に女性や髪が長い人におすすめです。
- 持ちやすさや操作性を重視して選ぶと、日常的に使いやすいです。
- セラミックヒーターや遠赤外線タイプ:
- これらのタイプは髪を内部から均一に温めることができ、髪への熱ダメージを抑えます。髪に優しく乾かしたい方に適しています。
正しいドライヤーの使い方
- 髪を拭いてから乾かす:
- まずはタオルで優しく水分を取る「タオルドライ」を行います。この際、ゴシゴシこすらず、軽く押さえるようにして水分を吸い取るのがポイントです。
- ドライヤーの距離と角度:
- ドライヤーを髪から約15〜20cm離して使用します。近すぎると熱が集中してダメージの原因になります。
- 風を髪の根元から毛先に向けて流すようにすると、キューティクルを整えながら乾かせます。
- 根元を先に乾かす:
- 髪の根元を先に乾かすことで、全体の乾燥が早く進みます。根元からしっかり乾かすことで、ボリューム感も出やすくなります。
- 逆に、毛先は傷みやすいので最後に軽く乾かす程度で良いです。
- 温風と冷風を使い分ける:
- 髪が7~8割程度乾いたら、冷風に切り替えます。冷風を使うことで髪のキューティクルが引き締まり、ツヤを出すことができます。
- 冷風を使うと、ヘアスタイルの形もキープしやすくなります。
- 部分ごとに小分けして乾かす:
- 髪が長い場合や量が多い場合は、髪を数カ所に分けて乾かすと効果的です。クリップで髪を分けながら乾かすと、ムラなく全体を均一に乾かせます。
まとめ
正しいドライヤー選びと使い方は、髪の健康を保つために重要です。風量や温度調整、イオン機能付きのドライヤーを選ぶことで、髪へのダメージを減らせます。また、髪を乾かすときには、適切な距離を保ち、冷風を使って仕上げることで、ツヤとまとまりのある髪を実現できます。日々のドライヤーの使い方を少し工夫するだけで、髪質の改善が期待できます。。